2017年1月7日土曜日

君の名は

ワタクシってば最近、ウサギさんに気をとられ過ぎてヒャッハーって気持ちになってるじゃないですか。


うさぎさんはまじめに可愛いんですけどね。
今朝、職場で驚愕の一言をかけられて、考えてしまいました。

「ウサギの名前なんて言うの?」

名前…名前…。

思えばわたくし、蛇様にもヤモリさんにもカメさんにも名前を付けたことがありません。
我が家のお犬様であるゆきたんは、姉が名前を付けましたし。

そこではたと、思ったんですよ。

ワタクシが可愛いと感じている「ウサギ」。
ワタクシが可愛いと感じているそれはいったい何なのか。

わかりにくいので説明します。

人間において、対象を把握する際に必ずそれを認識しなければなりません。
その認識の仕方は様々で、「人」であったり「犬」「山」「車」「草」様々な大きなくくりで、最初に「概念」の認識を行います。次に下位の概念に移ります。「犬」は「柴犬」。「猫」は「三毛猫」。
多くはその後、名づけを行います。例えば「犬」を認識すれば次に「柴犬」最後に「飼い犬であるジョン」、猫であれば次に「三毛猫」最後に、「野良猫であるたま」。上位の概念から、より下位の概念で認識を行うようになるのです。

そして、下位の概念になるほど、本人の持つ感情により一層影響されます。
「飼い犬のジョン」はワタクシになついているので「かわいい」。「野良猫のたま」はワタクシになついていないので「かわいくない」などになります。

萌えの感情も一緒ですね。
よく「○○タソもえー」などのセリフをワタクシ吐きますが、そいうのは大体個人名称がつきます。たとえば…例えば…(最近、萌えの対象が特殊なので適切なたとえを思いつかない)、例えば、「(がるぱんの)四号戦車タン萌えー」の場合、上位概念「戦車」、下位概念「四号戦車」、最後に「アンコウ㌠」と名付けられるわけです。そして、萌えの感情は下位概念に結び付いています。

上位概念「戦車」に萌えることもあるとの反論があるかもしれません。ただしかし、その場合は何らかの条件があるはずです。「大破した戦車」萌え、「走る戦車」萌え、「待機中の戦車」萌え。この場合、上位概念「戦車」ではなく、形容詞がつくことで下位概念「戦車」に萌えていることになります。

たとえが戦車のせいでわかりづらいですね。
皆さんついてきている?

何はともあれ、何らかの感情は、上位概念ではなく、下位概念に紐づいていることを理解していただければ結構。

さて、上述のウサギの名前問題です。

ワタクシ、ウサギさん萌え、萌えといいつつ、ウサギに名前は付けていません。先ほどの説と矛盾しますね。
最近のワタクシは上位概念に萌えてしまっているように見えます。下位概念にしか萌えは紐づかないはずです。

おかしい、ワタクシは普段何に萌えているのか…。

ワタクシは悩んでしまいました。
下位概念をすっ飛ばして、上位概念に萌えることは可能なのか??

それは人間の感情としておかしいのではないか??

仕事中にすごい悩んでしまいました。
仕事しろって話ですが、仕事より重要ですよ。

うさぎ萌えの存亡の危機なんですから。


最終的にワタクシが行きついた結論は下に記します。皆様も考えてみてください。感情と理論を分離して、冷静に考えてください。皆様の反駁をお待ちしております。

結論を述べます。
即ちワタクシ、上位概念「ウサギ」に萌えているワタクシは、下位概念に「ウサギ」と名付けてしまったのであると考えます。つまり、枝葉を落として直接的に言うのであれば「うさぎ」に「うさぎ」という名前を付けてしまったのです。
「犬」の話を引くならば、「犬」に「犬」と名付けたということですね。

なので、ワタクシは上位概念ウサギを認識し、下位概念「ウサギ」に萌えていると。

つまり、我が家のウサギさんの名前は「ウサギ」で決定しているようなのです。

今度から「ウサギの名前は何ですか?」って聞かれたら即座に「ウサギです」って答えることにします。

以上、ご清聴ありがとうございました。

あ、画像はサラサナメラな。

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