2014年8月6日水曜日

なんなのよトカゲ達

今回のJRSで衝撃を受けたのは、蛇様ではなくトカゲであった!

画像は一枚しか撮ってないけどね(テヘペロ

まず初めはシロテンギャリワスプ。驚きのロシアCB。
ギャリワスプは中米はカリブ海周辺に分布していて、アンギストカゲ科に分類される。
日本にはワーレンだのエルドラドだのブラジリアだのが細々と入荷されているけれど、こちらはなんとシロテン。
ショップの方の話によれば、ロシアでは動物の研究が盛んでこの手の珍しい種親がゴマンといるそうな。
だけれども、昨今のウクライナ情勢を受けて、ロシア制裁が発動され、ドル取引がロシア相手にできなくなったことにより、この種を見ることが今後難しくなってしまうかも・・・。しかも生息地では外来の猫やいたち等に荒らされて個体数が激減しているそうな。
こうしたマイナーなトカゲから、世界情勢から自然破壊の深刻さまで語れるのです。はー、世界平和万歳。

次はマダガスカルダーツスキンク。
ダーツスキンクといえばおなじみサバンナダーツスキンクこと、アコンティアスが有名だけれども、マダガスカルはサバンナとは別種なんだそうだ。もともとマダガスカルはアフリカ大陸から分離したものなので、同じ種類が分離した所謂地域個体群かと思いきや、全然別種だそうで。
へー、マダガスカルにもそんなものがいたのかと、ひとしきり関心。

そして、唯一写真を撮らせてもらったのがこちら。


アレンズバキア!
バキアはコロンビアやベネズエラに分布するピグミーテユー科のトカゲで、テユーの近縁種。テユーといえば、あのテグーなわけで、この小ささは一体なんなのかと小一時間問い詰めたい気持ち。
しかもバキアといえば、日本に入っているのはトリニダードバキアぐらいなのではなかろうか。
今回のこの子は産地に記してあるとおり、グレナディーン諸島。グレナディーン諸島といえば、金持ちのメッカだね。飛行機でガーっといってバカンスを楽しむ連中が集う場所です。
ぶっちゃけ、こんな小さいトカゲ飼って、どうやって管理するのか想像できないのです。バキアは土を飼う気持ちで管理するってのは、マニアの間では常識なんでしょうけど(ワタクシはそっちのマニアではないのでよく知らないけど)、土を掘ってもこんなの見つけられないじゃん! 生きているか死んでいるか分からないじゃん! そして餌は何をやるの!?w

そんなわけで、今回驚きのトカゲ達。
驚きすぎて写真撮るの忘れたんだけど、こうして文章にしてみると、写真がないと本当に間抜けだな。

次からは驚きの生体の写真は全て蒐集しておくことにします。

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