我々は夜中から朝の勤務なんで、業務の最後の一時間を早めに切り上げて、話を聞きに行くわけですね。
社長さんとプレゼンのお手伝いさんは一時間早出くらいの時間で来るわけですな。
毎回毎回、目標の値が違うだけで、内容はあまり変わり映えしないので適当に聞き飛ばすんだけどさ。
今回はのっけからやってくれましたねぇ。
開口一番「今日は暑いですねぇ、業務時間前に集まっていただきましてどうもありがとうございます」。ああ、社長、のっけから、対象者が誰だか把握していないことがバレちゃいましたよ。我々夜勤のものしか聞いていないんだから、始業時間前の人間はお前とそこのお手伝いさんしかいないんだよ。誰に向かって話してんだよ、もう。
そんなわけで内容は、いつも通りだったんですけど、新任社長なもんで、ちょっと色を付けたかったんですねぇ。余計なものを付けてしまうんです。おもてなしの心とか、できる最大限以上のおもてなしをするとかなんとか言いだしちゃうわけですよ。お客様に最大限配慮とかなんとか。まあ、我々は製造業なので、おもてなしの話は直接関係はなくて、製造の現場でもこれは似てるよねっていう、例え話なんですけどね。
その話をするのはいい、内容もその通りだと思う。けれども、そうすると、誰を相手にプレゼンするのか把握していない社長さんは、のっけから自分の話を実践できていないことになってしまうんですけど、それはそれでOKなんですかね?
自分ができていないことを他人に要求するのが、社長さんの仕事なんですかね。わー言葉の力がパネェ。
で、最後の最後に「今日も体調に気を付けて、お仕事頑張ってください!(ドヤ顔)」。うーん。やってくれちゃうね。我々はもう帰ります。
終業時間を10分オーバーしていますが、別に何も言わずに我々は帰ります! 大人なんで!
そんなこんなで、行きつけのショップで僕を癒して呉れるスッポンモドキさんです。可愛いですね。
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