2010年5月5日水曜日

電子書籍

古本オタク、古書狂いと呼ばれて久しい昨今。
俺の本好きは何はともあれうなぎのぼりだ。

そんな中、またもやグーグルがやってくれる感じじゃないですか。
http://jp.techcrunch.com/archives/20100504wsj-google-to-launch-digital-bookstore-this-summer/

グーグルがついに、独自の電子ブックストアを始めますという発表を行った。
しかも、書籍業者がグーグルエディションとして、販売を行うこともできるということだ。

これを受けて、本日、TBSラジオの取材で、週間アスキー総編集長は以下のように述べた。
「グーグルはほとんどすべての書籍の電子化ができているんではないですかね。あちらから何かしらのアプローチを仕掛けてきて、電子書籍として出版という形になるんじゃないでしょうか」(一部意訳)

俺はこのとき衝撃が走った。

もちろん、俺は古書狂いと伊達で言われているわけではなく、装丁狂いとか、古さ狂いであるわけだ。

電子書籍はそれと真っ向から反対するものである。

電子書籍は専用端末から本を読むということになって、今までの本の味わいや、存在感がまったくなくなってしまうのだ。


ただし、その反面、俺には嬉しいことが起こるのではないかと思っている。

なぜなら、今まで絶版になっていた書籍をデジタル化することで低コストで入手ができる可能性ができるのではないか、と俺は感じている。

これは朗報ですよ。
古本市場で希少書の中に入っていてバカみたいな値段のする本が、電子化されるだけで読める挙句に安価で入手ができるようになるかもしれないのだから。

なんと素晴らしいことだろう。
これからは、電子書籍と紙媒体での出版、両輪でやって行っていただきたいと願っています。

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