2016年3月20日日曜日

上部濾過槽を作ろう!

久しぶりのDIYです。
前回は、オーバーフロー水槽(リフジウムに近い)でしたが、今回は、それに着想を得て、上部濾過槽を作ります。

前回の記事で、オーバーフローの上に、ちょっと隙間ができましてね。そこになんか置いちゃおうってことで、上部濾過槽置いてみようぜってなったわけです。

ただ、市販のものでちょうどいいサイズはなかったのです。
30センチくらいの上部濾過槽って売ってないんですよね(正確に言うと、昨日、熱帯魚屋で見つけたんですけど。どこのメーカーかはわからん)。

そんなわけで作りましょう、そうしよう。


まずは材料です。
いつもお世話になっております、百均です。
パスタストッカーとパスタストッカーですw
それにホムセンで買って来た、塩ビ管の接続部分。塩ビ管を売っているところに置いてあります。これはかなりお役立ちアイテムなので、みんな探しましょう。


もうこれは基本作業といってよいですね。
穴を開けます。
これからもしつこいほどに穴を開けます。
リーマという器具で穴をあけるので、なるべく口径の大きいリーマを買いましょう。俺は今回、口径が足らず、最終的にフリーハンドで、穴を開けました。


こんな感じです。
穴がしっかりマルになるのは理想的ですが、実はそれほど気にする必要はありません。
上の画像のように、ちょっとくらいはみ出しても問題ないです。

なぜか、後述します。


穴を開けたところで、もう一つのパーツの面倒を見ましょう。

濾過槽には必要な構造です。
水が上から落ちてきて、ろ材を通って下まで落ちた後、さらに上まで水位をあげる必要があります。
皆さん、上部濾過槽をよくご観察ください。
そのような構造になっています。

そんなわけで、同じく再現します。

とりあえず、穴を開けましょう。
ここでもリーマは活躍します。


 穴が開きました。
ここからが肝です。


任意の高さまで水が上がるように、上の部分を切り離します。
自分の思う高さで切り離しましょう。

上の画像は、リーマで穴をあけ、その後にカッターで切った様子です。上部が凸凹していますが、それはそれでいいのです。

次に続きます。


下にも穴を開けます。
こうすることで、上からも下からも水を吸い込みやすくなります。
もともとは、オーバーフロー水槽がこの理念で動いてますね。


先の穴と合わせます。


ここで、先の塩ビ管の接続部分が役に立ちます。
螺旋が彫ってあるので、くるくるとまわして、いい具合に張り付いてくれるんですねー。

ただ、このままでは、さっきあけた穴、おおざっぱに開けた穴のわきから、水がしみだしてしまいます。
どうするか。

ここで、いつもお世話になっている秘密兵器の登場です。


水物の加工の時には、いつもお世話になっております。バスボンド。
シリコンという名で知られている接着剤ですね。

お風呂のタイルが痛んできたときにもよく使うこれが、水槽関係では御お役立ちです。
ホムセンで普通に売っているので、皆さん、いざというときのために買っておきましょう。


上から下から塗りたくります。

水が漏れそうな箇所にはすべて塗っておきましょう。
塗るときにはヘラがあると便利です。もともと肌に付着してはならんものですし。

塗り終わったら、一日放置しましょう。
乾くまで待たないと、悲惨なことになりますよw


乾きました。
横から。


上から。


適当なろ材を詰め詰めしましょう。
今回は、スノコの代わりにホムセンで売っていた人工芝(芝部分がない)を使いました。
その下は、普通の上部濾過槽で使うマットです。
ろ材は馬鹿みたいに余っていたなんかよくわからんろ材を敷き詰めました。
なんなんだろう…これ??


で、最終的に、外部濾過槽地から水を引き、上から水を落とすようにすれば完成です。

簡単でしょう。
筋肉を鍛えてない人は筋肉痛になりますがw、その程度で作成可能です。すべて合計しても千円を超えないですからね、これ。
まあ、ろ材にこだわればその限りではないけど。

以上です。

今回は、カメさん水槽に設置しました。
ただ、これだと外部濾過槽からポンプを使ってくみ上げるので、巨大魚系には応用できません。
なぜなら、すぐに目詰まりするから。

俺のように、小型のミズガメをたくさん買いたい人であれば、かなり有用であると思います。

まあ、そうでなくても自作は面白いので、皆さん、ぜひチャレンジしてください。
そして、自作パーツの知識を皆さんで集積して行きましょう。
ビンボー人にも素晴らしい濾過を。

みんなで頑張りましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿